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なんだかずっとブログを書きあぐねていました。なんつーか、ネタがない!

旅のはじまりなどは、書きたいことでいっぱいなのに、何も湧いてこない日々です。

先日まで、タイのお正月ソンクラーンでした。街は水浸し、友達と僕は3日間、水浸し。水鉄砲を持って各地の戦場を転戦しました。

アパートをでて角を曲がったところで、地元の人が待ちぶせ、容赦なく水を浴びせかけてきます。せめてレストランでご飯を食べるまでは水をかぶりたくない。この3日間、走りぬけようとしたり、違う道をさがしたり、いろいろしましたが、結局、確実に水浸しにされる日々でした。このお祭り、2年目ですが、今年のほうがなんだか楽しかった。今度は大勢で遊びたいなー。

 

最近、明るいエネルギーにひかれている。カルチャークラブみたいに明るいだけのエネルギーに。

 

たとえば、忘れていうということのテーマの映画があってもいい。あんなに好きだった人をすっかり思い出せなくなっている。名前がでてこない、そんな恋愛映画があってもいい。なぜならそれは、実態なのだから。

あれほど心が通じた友人なのに、今会うと別人にしか思えず、またそのことがとくに悲しくもない。そういう文学があってもいいはずだ。なぜなら、そういうことはあるからだ。

片方が強烈に思いを残していて、片方がすっかり忘れてしまっているとしたら、それはいわゆる恋愛映画になりうるが、お互いがすっかりどーでもいい人になっているときに、どういう映画がなりたつのか、また、それは描くべき何かを含んでいるのか。

 

なんだろうか、別に映画のことを考えていたのではないのです。ただ、さっき、コワーキングオフィスで突如歌声が聴こえてきて、あまりにいい声なので見に行ったら、女の子がウクレレを抱えて歌っていたからかもしれません。不覚にも僕が見に行ったことで歌が中断してしまい、続きが聴けなかったのが残念で、名残惜しかったからかもしれません。

それとも、久しぶりに姪っ子とスカイプしたいのに、ここ3回ほど連続でふられているからかもしれません。どうやらボーイフレンドができたようです。うれしいやらさみしいやら。

そして、タイはいよいよ夏で、朝、オフィスに向かう20分がだんだん修行のようになってきて、今日もいい感じで暑いね!って空に向かってつぶやいたからかもしれません。

それとも、受付の女の子が今日はなんだか愛想が悪いのにびびって、コピーをたのむときに声が小さくなって自分でも聞き取れないほどになって、そのことを自分で情けないと思ってしまったからかもしれません。

それとも、タイに来てからずっと出ていなかったオナラが出始めて、さてはここ数日食べ過ぎているな、いかんな、と黄色信号を感じているからかもしれません。

その都度、未知が開きますように!