迷うほどのことじゃなかった:Macの英語キーボード

あれは昨年の6月、つまり2013年の6月のことだった。愛用のMacbookPro15がついに壊れた。まえからファンの騒音が止まらなくなり、困っていたらこんどは音がまったくしなくなり(つまり動かなくなり)、それはそれでいいのかもと思っていたら、ついにキーボードが反応しなくなったのだった。思えば5年以上使った。もういいだろう、ということで引退してもらって、MacbookAirを買うことにしたのだ。

だが、ここからいざ注文するまでの2週間、迷いに迷ったことがある。それは、キーボードをJISにすべきか、英語にすべきか、だ。

英語キーボードは前から憧れていた。なんか見た目もスッキリしてるし、キーの配置も全体の中央にきている。JISキーボードはちょっと左に寄っているのだ。だから、姿勢的にも英語キーボードのほうがいいんだろうな、と思ったり。

 

でも迷う点は、リターンキーが小さくて打ちづらそうなのと、英、かな入力切り替えのボタンがついていないので、特別のアプリを入れて変換可能にする必要があることだ。

僕の仕事は翻訳で、英語とかなをかなり頻繁に入れ替えて使う。この切り替えのストレスがあるようだと、仕事がはかどらないということになる。見た目のカッコよさにかまけて、肝心の文字が入力しづらいようなら意味がないのだ。

ネットを何十時間も見た。いろんな人の体験談をあさった。ありとあらゆるレビューを見た。賛否両論ながら、英語キーボードにしてすごく後悔しているという人はいないみたいだった。

なので、本当に自分でもこんなことでこんなに悩んでバカみたいだ、と思いながらも、一度買ったら3年は毎日使うものだから、と思い直したりして、最後の最後、英語キーボードでポチったのだった。

 

この記事は、Mac英語キーボードに変えてみようなか、と悩んでいる人専用に書いています。

 

まとめます。当時の懸念は:

・リターンキーがいつまでも押しづらかったらどうしよう。。

・英語・かな入力切替がスムーズじゃなかったらどうしよう。。

・そのほか+や+、「」{}など、記号の位置が変わるけど、いつまでも慣れなかったどうしよう。。

 

というものだった。

で、結論。英語キーボードで全然問題なし!

・リターンキーは2週間で慣れた。ひと月もすれば、前からこうだったような気さえしてくる。

・英語、かな切り替えも「KeyRemap4MacBook」という神アプリをインストールして、スペースキーの両サイドにあるCommandキーに割り当てれば、問題ゼロ。とても快適。

・記号は、普段あまり使わないものは、やはり未だに打ち迷う。意外と+や=も一年たっても慣れない。とはいえ、よく使う「」や?なんかは、いまではほぼブラインドでいける。そんな感じ。

 

で、最終結論、会社ではJISキーボード使わないといけない、とか、将来はJISに戻るつもり、などの人には、おそらく英語キーボードにするメリットよりも、デメリットがのほうが大きいだろう。慣れのコストだ。

そうではなく、基本自分のMacしか使わないか、海外に住むのでどちらかというと英語キーボードに触れる機会のほうが多い、などの人は、悩んでいるなら、迷うことはない、英語キーボードに変えてしまえばいい。

 

自分がさんざん悩んで、いろんな情報を参考にしたので、この記事も誰かの役に立てばと思って、書きました。英語キーボードに変えて一年後のレポートでした!