京都ポテンシャル高い

ポケモンGOのせいで満杯になるかと思われた、オレのオフィス、マクドナルドが、そうなることもなく、遅めの午後からはいつも空いている。

 

京都の四条には、オフィスとしか言いようのない最強のカフェ、モスカフェ、がある。広くて、電源席がたくさんある。女の人がひとりできて、なにやらパソコン作業や、勉強をしているのが目立つ。店員はみんな学生のようで、ういういしく、丁寧だ。いいカフェだ。ただ、なぜかほぼ毎日、電源席におかしなおじさんがいて、イヤホンで音楽を聞きながら、机をピアノに見立ててバンバン叩きだしたりして、うざかった。。いっちゃってる目をしていた。きっと、なんかの人生の袋小路にハマり込んでしまったのだろうが、仕事しに来てる身からすると、迷惑でしかなかった。

 

でも、結局、そういうのが気になるってのは、こっちもテンパってることを意味するんだと思った。集中しなきゃ、仕事を片付けなきゃ、と常にせかされるような気持ちでいるから、寛容ではなくなっているのだ。という面もあるだろう、というくらいだが。

 

そして、最強においしいコーヒーショップを発見した。三条の小川珈琲だ。全国で何店舗か展開しているチェーンのようだが、ここのハンドドリップコーヒーはひさしぶりに、「うまいなー」と声を出してしまうほどうまかった。だが、たまたまとか、京都だからおいしく感じた、ということもある。日をおいて、再度訪問してみた。すると、「やっぱりうめ〜」と声を出してしまった。クリアな味だ。雑味がない。でもコクがある。思わずコーヒー豆を購入。だが、きっと豆もさることながら、淹れ方なのだろう。淹れ方でやっぱり味変わるんだな〜ともう一度コーヒーを勉強したい気持ちが湧いてきた。

 

そして、京都には最強のスターバックス三条大橋店もある。まず、「床」がある。高いお金を出さないと座れないと思っていた床に、コーヒー一杯で座れてしまう。鴨川ぞいで気持ちいい。おれはと言えば、パソコンをするので、地下に行く。地下は広々としていて、たいてい座れる。電源はないが、まあそこはOK。ここは地下なのだが、ガラス張りの目の前が鴨川になっている。地下といいながら、一階みたいな感じだ。だから開放感もある。そして、この三条大橋店は大人気店で、お客がひっきりなしに入ってくるのだが、目の前が鴨川だけに、天気がよいとみんなテイクアウトしていくのだ。鴨川沿いに座って語らうのだろう。そりゃあ気持ちいいさ。だから、いつ行っても、座れないということがない。んーーーすごい便利。店員がこれまた、全員礼儀正しくて気持ちいい。なんだかすごい。

ということで、京都の街としてのポテンシャル高いな‐。と驚いていた。名古屋は完全に負けてる。いろいろ勝負になってない。悔しいね。

 

でも、京都の本当にすごいのは、もちろん、お寺やなんやの歴史ある観光名所だ。そういうところを抜きにして、街としての機能だけでも、かなり過ごしやすいというこの実力だ。そして、もうひとつ、外国人を含め、観光客がそこらじゅうにぶらぶらしている。そのことで、なんだか気持ちが開放される。そういう効果もある。

 

ただ、海がない、とか、湿度が高い、とか、いまいちなところもあるけどね。

でも、京都やっぱりすげえ、というのが久しぶりに訪れた感想でした。