風邪とスラムダンク

1ヶ月ほど続いた寝付き悪い&朝起きられない病が今朝、突然治った。と思ったら、いきなり風邪を引いていた。びっくりした。登校拒否みたいな体だな。いったいどうしろというのか。とにかく、鼻水が止まりません。

1日があっという間に過ぎる病も治らない。1日がいつまでも終わらなかったあの頃に戻りたい。

昨日、タイが好きだ、みたいなことを書いたけど、今日は若干、逆のことを思っているという。。まあ、人間だもの。

 

とはいえ。ショウガがたっぷり入ったトムヤムクンで風邪を治そう。おいしい。

昨夜は、スラムダンクを読んでいた。高校時代を思い出していた。幸か不幸か別として、やはり、あの頃は、部活が自分の居場所だと思い込んでいた。実際そうだったのかもしれないが。大学の頃は、4年間働いたアルバイト先のことを居場所だと思っていた。実際、学校より長い時間を過ごした場所と仲間だった。社会人になっても、その都度その都度、自分の居場所だと思う場所があったように思う。いくつかの居場所は、そのときの自分に必要不可欠だと思っていて、いまここを無くしたら、生きていけない、くらいに思っていたこともあったように思う。だが、そのいずれの居場所も、いつしか疎遠になったりした。

 

なんだよ、と思う。なくても大丈夫だったじゃん。もちろん、その時の自分にとっては、なくてはならない居場所だったのだろう。しかし、なければないで、なんとかなった居場所ではあったはずだ。例えば、いま僕がバンコクで居場所だと思っている仲間たちは、わずか一年ほどの付き合いで生まれた関係性に過ぎない。それでもなんとかやってはいける。それに、もう大人の僕は、居場所はひとつじゃないのだった。ときに、それは、たったひとリの仲良しの友達でも、居場所になりえるのかもしれない。

 

しかし、おれは若いころがあった。桜木花道じゃないけど、気になる女の子がいるという理由で、勤務地を選んでしまったこともあったのだ。アホだけど、それが若さなのかと思う。

なるべく、不合理な理由で生きられたらいいな。それはやはり、「生きた」ということだと思うから。理由もなく選ぶ、その上を歩きたい。もちろん、そんな勇気はたまにしか出てこない。

いや、むしろ逆なのかもしれない。しっかりとした理由を手に入れて、そこに賭けていく、そういうことが憧れなのか。

どうでもいい。スラムダンクの世界に、今夜も戻ろう。しかし、スラムダンクが、わずか4ヶ月の出来事を描いいたとは、昨日、スラムダンク芸人のアメトーークを見るまで、気付かなかった。なんて濃厚な人生を生きたんだ、彼らは!